塗り壁と無垢の”深呼吸したくなる家”O様邸 工事完了!
こんにちは、遅ればせながら前回ご紹介しましたO様邸のリフォーム完成のご報告です。
現在お住まいのところから、環境を変えず近くでお家探しってなかなか新築の物件って難しい。
近所でいい物件があれば、中古住宅を好みに合わせてリフォームして住まわれる方が増えています。
今回ご紹介するO様邸も、ご購入の物件は今お住まいのところから目と鼻の先でした。
ご相談をお受けした際にどうしてもお勧めしたかったリフォームは実は、お客様のご要望とは違いお風呂でした。
タイルの在来工法のお風呂で、広いのですが細長く作らていて、いわいるユニットバスをそこにいれようとすると小さいサイズしか入りません。
私たち日本人にとってお風呂は、とても大事な場所です。家族とのコミニュケーションや癒し、寛ぎの場であります。
絶対に1坪サイズ、いわいる1616を入れて差し上げたいと思いました。
それで、洗面所の幅をちょっぴり狭めて、ユニットバスが入るサイズに浴室の幅を広げました。横に広がった分、細長かった浴室は短くなってリビング側が広がりました。
こちらは、IKEAさんの洗面台を買ってみえたものを取り付け。元々この板壁がご主人様のお気に入りでしたので、浴室を解体する際も復旧できるようにじわ~っと外して、又お風呂入り口の壁に戻しました。
細長かったお風呂が巾が広がって奥行が短くなったので、そこに作り付けの本棚を造作。手前の柱は、梁を支えている大事な柱なので、しょうがなく棚の前に残しました
トイレはタンクレス、パナソニックのアラウーノに取り換えて、3面は塗り壁、左側1面だけ、マリメッコのプケッティを貼りました。
施工前のトイレの扉前の様子です。
階段下にあった収納を撤去して解放。
こっち向きに、可動棚を設けました。
タオルや小物の収納に役立ちます。棚の中が丸見えにならないようにちょっとだけ袖壁をタイルで作りました。
モザイクタイルとアイアン、まっしろな洗面ボウル、とってもおしゃれな空間になりました。
素敵ですね。
手が届く様になるまで使ってください。
キッチンは吊戸を撤去、開放的に。
吊戸を撤去した跡は、10cm角の現状に似たタイルを貼りました。アンティークな感じがいいと奥様のお気に入りです。
カウンタ脇に作ったニッチには、トイレで余った壁紙、プケッティを貼りました。
ちょっと洒落乙でしょ!
さて、次は玄関。ご希望は大容量のシューズクローゼット。
階段の隙間を壁しました。
お客様のご要望をひとつひとつ形にしていく、楽しいお仕事です。
さて、床は無垢です。全くの無塗装のパインを貼りました。その後、オスモの床用のクリアの塗装をしました。
アレルギー体質の奥様のお友達が遊びにいらして、「この家は大丈夫!」とノンアレルギーの太鼓判を押してくださったとか。
建具も無垢、無塗装にオスモの自然塗料を塗りました。
床の間だけ、ベジタウオールの柿渋を、その他の壁はトイレのアクセントウオールを除いてすべて、ベジタウオールのアスパラで施工しました。
3枚引き込みの扉は、壁の中に隠してしまって、普段は広々です。
外壁は基本白、ベランダ部分のみを濃い茶で施工しました。
そんなこんなで、外壁塗装。ベランダ防水、大規模リフォームはきっちり一か月で完了しました。
いつも思います、「楽しかった」~!
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