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タイルの浴室扉は、カバー工法で簡単取替施工例のご紹介。

現在では、お風呂はユニットバスが主流ですが、30年程前までは、床や壁をタイルで貼った在来工法とよ呼ばれる浴室が主流でした。

今回は、洗面化粧台の交換と併せて、そこから浴室へ続く扉の交換を承りました。

 

 

 

 

在来工法は、現在主流のユニットバスと違って、自由に浴室のサイズやレイアウトができるので、そのお宅ごとに浴室の広さは全く違います。その当時、扉も又様々で、形もサイズもそこそこで違うのが常です。

 

 

 

 

浴室の扉ですが、以前のタイルのお風呂、在来工法の住宅では引き違いか開き戸が多いですね。現在主流のユニットバスでは、折り戸が一般的で、片引き戸にグレードアップされるお客様も多いですね。片引き戸では、開口が多く取れることと、扉を開けても浴室側に干渉しないので好まれる扉の形です。

今回の扉は片開戸(浴室側に開くタイプ)を、現在ご使用中の枠に被せる形のカバー工法で折り戸に取替ました。

ほんとに、何の違和感もありません。

以前の開き戸は、ガラスでしたが、今は安全の為アクリル板が一般的です。洗面化粧台を交換するタイミングで弱った床の下地も解体して、下地を作り直して15mmの厚みの桧を貼りました。廊下と脱衣室の段差がこの15mmの床材を貼ることで解消されてフラットになりました。

 

 

洗面室の床は、クッションフロアとも考えたのですが、お宅全体のイメージを考えるとやっぱり無垢床の方がぴったり来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

洗面化粧台は、ノーリツのシャンピーヌ、「重たいな~」と思いながら搬入しましたが、開くと陶器のシンクが出てきて、「へ~、リーズナブルなのに陶器なんだ」と驚きました。

それこそ、洗面化粧台もFRP(軽量で強度の高い繊維強化プラスチック)が多い中、陶器であることが驚きです。陶器は割れたり重かったりしますが、何より綺麗で、お掃除しがいがありますよね。

狭い脱衣室ですが、ちょっとづつですが工程が色々あって1週間程度工事に要しました。お待たせしましたが、これからの快適な暮らしの為にちょっぴりのご不便です。

ちょこっとリフォームですが、お風呂や洗面は毎日の暮らしに直結する大切なところです。

浴室のタイルの床に専用シートを貼るリフォームも、お喜び頂ける在来浴室リフォームのひとつです。

ちょっとの我慢、ずっ~と快適リフォームご検討下さい。

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