お見え頂いたのは2011,1月でした。分譲ﾏﾝｼｮﾝの購入を決められて程なくして、以前当店でご新築カーテンを承ったY様のご紹介です。

ご紹介頂いた方のお宅の施工写真などを見ながら、スタイルのお打合せを行いました。

ご要望はダブルシェードです。たくさんの当店の施工例をお店して、スタイルのメリット、デメリットをご説明しながら、どんなイメージがお好きなのか探っていきます。

こちらのお客様は、これからイメージを膨らまされる感じでした。

次にお見え頂いた時は、ｻﾝｹﾞﾂさんのショールームに行かれてから、生地を指定されてからのお見積りの依頼でした。

レースの生地がかなり高額なので、ご予算をオーバーするとのこと、スタイルを妥協するしかないのかなって話になったのですが、

選ばれた生地を見てみると、似たような生地でもう少しリーズナブルな物があったのでご提案し、それで決定されました。

このレース、金糸が入って小花で控え目ですが、かなりの存在感です。

東リの生地となります。

窓にシェードを取付る場合一番考えるのが取付位置です。通常マンションの場合は、カーテンレールがお引渡しの際に付いていることが多いのですが、こちらのマンションはカーテンBOXがありました。BOXがあれば、まずネジを打つための下地は問題ありません。

天井から吊るすと、シェードを畳みあげた場合に、窓の上部、壁の部分に溜まりが隠れて、窓をふさぎませんので、視界も明るさも保てます。但し、窓より高さがかなり大きくなるので金額的には高くなります。

下の写真が、シェードを全て畳みあげた状態の写真です。

窓の内側に入れてしまう天井付けの取り付け方もあります。家具の配置、窓の大きさ、そして下地の問題等で、どちらかをお選びいただくこととなります。

こちらのお客様は、手前に刺繍のレースを配し、後ろにサテンの生地の様な深いオレンジ色の生地を配されました。

無地だけでは単調でおもしろくなくても、手前にレースをもってくることで、レースが夜後ろ側のシェードを降ろした時と昼間、レースだけにしたときの表情が全く違うのもおもしろいですね。

こちらの窓のダブルシェード、当社オリジナル生地と組み合わせて、1台約9万弱です。

工事のたびに感じるのですが、窓にカーテンが付くと「住まう家」となる。窓がからっぽだとやはりすかすかして、まだ住まえる状態とは感じられないですね。だからでしょうか、カーテンが付くのを心待ちにされて、取付完了すると「ほっ」とされた印象をお客様から受けます。

ご紹介頂いた方から、お葉書を頂き、とてもお喜びになられていたとお聞きしました。こうやってaiaiの輪が広がることが一番うれしいと感じる今日この頃です。