中古住宅ご購入のO様邸 リフォーム日記
きっかけは、建売住宅をご購入宅に、アクセントで輸入壁紙を施工させていただいたお客様からのご紹介でした。
大きなお家、広いデッキとお庭、静かな住宅街の一角で、安心して暮らせる環境です。
そのお家はすべての床を、無垢の床の上に突板のフローリングが貼られていました。建具も重厚な無垢建具、O様は、この温かみのある”木”がお気に召されたご様子でした。
「キッチンは、形も大きさもお気に入りなので、熱源と換気扇を取り換えてキッチンは使いたい、きれいにクリーニングしてください」他の水回りは交換。外壁と屋根は塗装。電気温水器からエコキュウトへ取り換えますが、キッチンはIHからガスグリルへ交換されます。「お料理はやっぱガス!」って奥様多いですよね。
「自分たちで出来ることは自分たちでやりたい」ということで、カーポートやウッドデッキはお任せすることになりました。
一番上の突板を剥がすと以前貼られていた無垢床が出てきました。この状態で段差があるので、この上からもう一枚、厚み12mmの無垢床をはります。
和室だけは、床板を底上げしてレベル調整が必要となります。あとは建具をちょっぴりカットすることになるようです。
一番下の無垢床を残すことで、強固になり、寒さも軽減できます。基山は佐賀県の中でも最も寒い地区ですから。
さくさくっと床が貼られました。
当初は、トイレと洗面は水に強いコーティングされている突板を貼る予定でしたが、洗面所の板壁を見ていると、「やっぱり無垢の方がしっくりくるよな~」って思ってお客様にご提案となりました。
天然の木の中で暮らしたい、無垢が好き、機能と感性どっちとる?感性でしょって事になったのです。
こんなに大きなお宅なのに、お風呂が細長く、ちょっと狭い感じ。タイルの在来工法だから、こちらに合わせたユニットバスを入れると狭い!
お風呂は、一般的な1坪サイズ、1616は欲しい。そこでちょっと洗面スペースを削って、浴室を広げることにしました。
柱から床までが広がりました。思ったより広くってちょっと安心。玄関ホールからとリビング側から両方の出入り口を残し、動線も確保しました。
さあ、明日から壁紙の施工です。今月完工を目指しています。
基山町 O様邸 リフォーム日記 つづく・・・
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