クラシカルランプシェード張替♪
お電話のお問い合わせが始まりでした。
シェードの張替えができますか?との問い合わせでしたが、一度ホテル客室の照明を布で張替えの案件があったので、できると思いますとお答えしました。
見てみるとかなり大きく、裏面まで二重貼りされており、内心「う~ん、できるかな・・・」と正直思いました。
さて、業者からの答えは「シルク100%でないと難しい」とのこと。
このシルク100%の生地を手に入れるのが難しく、業者は生地を用意してくれれば張替えるとの事。県内の大きな手芸用品店に電話で当たりましたが、なかなかシルク100%の生地を売っているところが見つかりませんでした。
お客様に相談すると、香港で以前ブラウスをあつらえようと買ったシルクの生地があるとの事。
それにあわせてフリンジを撰び、出来上がったのが下の写真です。
私が、是非ランプがついたところを拝見したいとお願いして、本来別荘においてある照明の土台をご自宅まで持ってきていただき、スエードに明かりがついたところが拝見できました。
「買い換えようと思って色々見て廻ったけれど、こんなにどっしりした物は見つからなくて・・・」との事でした。5万までで何とかお願いします、とのお話でしたが、生地持込もあって、それよりはるかにお安く出来ました。でも、よく考えると5万なら新しい物が買えますよね。でも、歴史と思い出には替えられないってことでしょうか。とにかく、個性的な明るいシェードが出来上がって一安心でした。
カテゴリー: 造作家具 椅子張替
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